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アイスクリンも好き

お盆を前にして日本列島が異常なまでの暑さに覆われるなか、私も長野市民の心と身体のオアシス〈シャトレーゼ〉のアイスを頬張りながらなんとかそれに耐えていますけど、いやあ本当にしんどいですよね。
”アイスは1日1個まで”と自分で決めていますけど、その禁も破られるかもしれません。

そのアイスですが、お店で無意識に乳脂肪の少ないものを選んでいるのは年齢を重ねたせいでしょうか。
柑橘系やソーダ系のアイスバー、かき氷のアイスカップなどに手が伸びてしまいます。
甲府市が本社のシャトレーゼは八ヶ岳山麓の牛乳を売りにしているので、ミルク系も美味しいのですが…。

ちなみに、その乳脂肪でいうと、一般的に売られている成分無調整の牛乳の乳脂肪分は4%前後ですが、食品衛生法で規定された〈アイスクリーム〉の乳脂肪分は「8%以上」となっています。かなり濃縮されていますよね。
乳脂肪分「3%」の〈アイスミルク〉は植物性脂肪でコクをプラスしているものの、アイスクリームよりはさっぱりしているので、最近の私はこっちの方が好みです。アイスクリームだとカップ1つを食べきれません…。
ただ、いくらさっぱりを求めるといっても、乳脂肪分ゼロで植物性脂肪のみの〈ラクトアイス〉は味気ないですし、植物性脂肪の生成の仕方によっては”トランス脂肪酸”も気になります。

そんなわけで、上記の〈アイスクリーム類〉よりは〈氷菓〉(ひょうか)を選ぶことが多くなってしまいます。
〈一般食品〉に分類される氷菓は、乳固形分3%未満で(ラクトアイスは3%以上)、液体食品に果汁や甘味や香りを混合して凍結させたものをいい、アイスバーやアイスシャーベットがそれに当たります。
アイスクリーム類は乳製品ですから、カテゴリーが違うわけです。

昔の日本人は牛乳はほとんど飲みませんでしたから、アイスクリームも明治時代に超がつく高級品として入ってきて、本格的に商業生産されるようになったのは大正時代からだそうです。
しかし、江戸時代以前の日本人が氷菓子を食べていなかったというわけではありません。
なにしろ、もっと古い清少納言の枕の草紙に「あてなるもの」として「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺に入れたる」と出てくるのですからね。
これは金属製の容器に、削った氷を盛り、そこに樹液(おそらく蔦)をかけたものですから、現代の我々がいうところの〈かき氷〉です。
冬の間に出来た氷を氷室で保管してい置いて、夏に食べる削り氷は、その貴重さもあいまって、最高に「あて」だったことでしょう。

もちろん、江戸時代も冷蔵庫があるわけはなく、夏の氷はとっても貴重で、口にすることが出来たのは上級武士や大商人だけだったようです。
庶民が夏の氷に触れられるのは、飛脚が北国から江戸に氷を運ぶ際のおこぼれくらいだったはずです。
それを食べたかどうかはわかりませんが。
江戸時代中期になると、夏場の北国からの街道は氷を担いだ飛脚でひっきりなしだったといいますし、長持(竿を通した運搬用の木箱)から溶けこぼれる氷水で、道行く庶民も涼んだかもしれません。

そういう歴史を見ても、日本人はやっぱり氷菓です、かき氷です。
フルーツを贅沢に使ったシロップをかけたかき氷なんて、歴史的才媛でも将軍さまでも食べられなかったものですしね!

…と、コーヒーフロートを飲みながら書いています。
コーヒーと乳脂肪の組み合わせもまたあてなり!
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