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安倍総理、ありがとうございました。

私はあの7月8日に安倍さんの身に起きた凶事が信じられなくて、いや信じたくなくて、これまで安倍さんの法要関連の報道、特にテレビニュースからは目を背け続けてきました。
現実として受け入れるのが辛すぎたんです。
しかし、今日、令和4年9月27日、日本国政府主催の葬儀において、喪服姿の安倍昭恵夫人が愛する夫の遺骨を抱いているのをテレビで観て、安倍さんがあんなにも小さくなってしまったのを観て、私は思わず目を瞑りました。
これは受け止めるしかない現実なんです。

葬儀会場の日本武道館からほど近い九段坂公園には一般向けの献花台が設けられ、そこには朝から行列ができ、長いときには3時間待ちという混み具合で、数万人のひとびとが安倍晋三元総理を静かに偲んだそうです。
私も首都圏に住んでいたら絶対に行っていましたし、いまは長野新幹線に飛び乗ればよかったと後悔しています。
今回は国費を使った葬儀という形を取っていたので、一部過激な反対派がいたり、マスメディアが安倍元総理や国葬を否定的に報じていたことから世論調査では反対の割合が多いというデータもあったようですが、サイレントマジョリティーは”安倍さん支持”だったことが明らかになったといっていいでしょう。
行列は老若男女といった感じだったものの、若い世代が多いようにも見え、安倍総理の時代が未来志向だったことがうかがえます。
反対デモが老人ばかりだったのとは対照的だったといっていいでしょう。

午後2時から始まった葬儀では、君が代と黙祷のあとに安倍元総理の業績をまとめたVTRが流されました。
そのBGMは、なにかの折(YouTubeチャンネルでしょうか)に元総理自らがピアノで弾いた『花は咲く』でした。鍵盤を叩く姿はなんとも楽し気でした。
3・11からの復興をライフワークのひとつにしていた元総理の気持ちがその音色に籠り、ややたどたどしいながらもその真っ直ぐな思いが伝わってくるようで、聴くものの胸を締め付けたに違いありません。

そして次の追悼の辞では、主催者でもある岸田文雄総理がこのひとならではの真摯さを発揮していました。
2人は同じ中国地方を地盤とし、年齢も近く、初当選も同期ですから、岸田さんにとって安倍さんは意識する存在だったでしょうし、色んな感情を持っていたと思いますけど、安倍さんに捧げた言葉は敬愛の情でのみ綴られていました。
「総理大臣は鋳造ではなく、叩かれて形を成す鍛造品だ」という安倍元総理の言葉を振り返っていたのも印象的です。
岸田総理も行動力を意識して、叩かれながら成長して欲しいものです。

また、友人代表として遺影の前に立った菅義偉前総理のそれは哀しさと愛情に溢れていて、昭恵夫人がハンカチを手にされていたように、誰もが目頭が熱くなるのを抑えることのできないものでした。
安倍さんの8年8ヶ月という歴代最長の総理在任期間において、7年8ヶ月を官房長官として支えた菅さんの言葉ひとつひとつは真心と真実の結晶だったといっていいでしょう。
安倍さんが凶弾に倒れたあの日、「同じ空間で同じ空気をともにしたい」と奈良県に駆け付けた菅さんは、この日も安倍さんを「総理」と呼び、まるでかつての主君が目の前にいるようでした。
無情にも過ぎ去っていったこの80日間、悔しさと悲しさと怒りを感じ続けてきたという忠臣の心中はいかばかりか…。

菅さんは安倍総理(ここからは私もこう呼ばせてもらいます)が常に日本の未来を意識し、若いひとたちに希望を抱かせたいという信念を持っていたと話していました。
安倍総理の口癖は「日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲きほこれ」だったそうです。
”美しい国”も”戦後レジームからの脱却”も、自虐史観から若者たちを解き放ち、日本と日本人が世界で責任と誇りある立場を獲得して欲しいというメッセージだったのでしょう。
安倍総理はまだまだそのために尽力してもらわなければならないひとだったのに、3度目の総理就任をしてもらわねばならないひとだったのに、私も悔しさと怒りでいっぱいです。

しかし、安倍総理は確かな業績を残しました。未来への土台を築いてくれました。
日本を自立させるためのいくつもの法整備、自由で開かれたインド太平洋に代表される自由と民主主義の輪。
日本の針路ははっきりと示されているんです。

安倍さんは強い意志を持って前進すれば必ず明るい未来が待っていると確信していたひとだったように思います。
そこから醸し出される陽の雰囲気が若者にも人気だったのでしょう。
そう、種は蒔かれているんです。
日本には安倍さんを支持するたくさんの若者たちがいますし、もちろん中年世代もまだまだ頑張ります。

花は咲きます。咲かせなければならないのです。
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