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森保ジャパン、9月の欧州遠征は事実上の事前合宿

この2022W杯は開催国カタールが”暑すぎる”という理由で、開幕戦はいつもの6月ではなく異例ともいえる11月21日。
これだと各国のリーグ戦の都合もありますから、事前合宿期間は通常より短くなってしまい、例を挙げると、前回のロシアW杯の際の日本代表は初戦の約1ヶ月前に国内一次合宿がスタートし、そこで強化試合(壮行試合)を1試合してから二次合宿地(オーストリア)に飛び立ち、強化試合を2試合こなしてから満を持して初戦の1週間前にロシアのベースキャンプ地に入りしました。
対して今回の森保ジャパンは事前合宿なしでベースキャンプ地・ドーハにいきなり乗り込む予定になっているんです。
日本の初戦は11月27日なので、おそらくそれは19日か20日ではないでしょうか。
23日にはカナダとの強化試合が組まれています。

そんが日程ですから、森保ジャパンの”チーム作り”と”メンバー選考”ができるのは、この9月キリンカップのヨーロッパ遠征しかありませんでした。
これが事実上の事前合宿です。
そこでの2試合でチームの形をある程度作り、11月のカナダ戦ではその確認という流れになるはず、というよりそうならざるを得ないわけです。

そんなヨーロッパ遠征で気になるのは現時点で森保一監督が考えるベストメンバーとベストフォーメーションだったわけですが、9月23日のアメリカ戦のスタメンがおそらくそれになるだろうと多くのひとが思ったはずです。
私も本当に興味深かったです。
そして発表されたスタメンは、GK権田修一、4バックは左から中山雄太・冨安健洋・吉田麻也・酒井宏樹、Wボランチに守田英正と遠藤航、攻撃的中盤は久保建英・鎌田大地・伊東純也、1トップに前田大然。
4-2-3-1のフォーメーションに所属クラブで調子のいい選手を多く配置したという印象でした。

アメリカはランクFIFAランク14位で、24位の日本からしたら格上なので”仮想ドイツ”といったところでしょう。規律や闘志といいった部分でも似たチームです。
そんな相手に我らが森保ジャパンは、前線のプレスが面白いようにハマって、アメリカの攻撃にずっと蓋をしているような状態でしたし、ショートカウンターも幾度となく飛び出すという楽しい試合でした。
結果は2-0で日本の勝利。
アメリカはチャンスらしいチャンスは1度くらいで、枠内シュートはゼロだったのですから、日本の完勝といっていい内容でした。
中盤の守田&遠藤の安定感が素晴らしく、負ける気はまったくしませんでしたね。
また、珍しく左サイド(所属クラブではやってます)で先発した久保が守備で効いていたのが印象的でしたし、専門家からも高評価を受けていました。本番でも起用されそうですね。

そんなポジティブな内容だったため、27日のエクアドル戦(ランク44)はアメリカ戦のスタメンの軸を残しつつ、サブメンバーを起用するような形かと思いきや、森保監督の決断は”スタメン総入れ替え”。
GKシュミット・ダニエル、4バックは長友佑都・伊藤洋輝・谷口彰悟・山根視来、Wボランチが田中碧と柴崎岳、攻撃的中盤が三笘薫・南野拓実・堂安律、1トップに古橋亨梧。
完全なるターンオーバー。本番を想定しているのかかなり大胆です。

ただ、これまで一緒にピッチに立ったことのない面子だったこともあり、選手たちもやりにくそうで、前半はかなりチグハグしていましたし、エクアドルがランク以上の強さと激しさを披露してくれたこともあって、日本はかなりやり込められました。
アメリカ戦の真逆といいましょうか、日本がアメリカでエクアドルが日本といった感じになって、こっちのプレスはハマらず、向こうのプレスがハマりまくるという苦しい前半でした。

しかし後半途中頭から上田絢世(←古橋)が入って前線で収めたり競ったりしてくれたのと、途中から入った鎌田大地(←南野)と遠藤航(←柴崎)が攻守に安定感を与えてくれたことで日本がペースを握りはじめます。
特に鎌田の影響力は甚大でした。ビルドアップもアタッキングサードのクオリティも唐突にレベルアップするのですから、いまの日本は”鎌田のチーム”といっても過言ではありません。

ただ、それでも得点は生まれず、逆に終盤に相手に微妙なPKを与えてしまい(谷口)、大ピンチに陥るも、シュミットのスーパーセーブで事なきを得ました。
シュミットは前半はちょっと入れ込み過ぎな感じもありましたけど、時間経過とともにゾーンに入って行きましたね。権田修一がそこまで絶対的ではないので、正GKを奪うかもしれません。
他のスタメンはアピール不足でしたけど…。

そして試合はそのまま0-0で終了。日本にとっては負けなくて御の字といった内容でした。エクアドルの決定力不足にも救われましたね。
エクアドルは守備のシステムは素晴らしかったものの、フィニッシュがいまひとつで、国内でもそこがかなり不安視されているようです。
対する日本の不安はチームとしての戦術や規律が曖昧なことでしょうか。
アメリカ戦でよかった前線プレスが、エクアドル戦で選手が入れ替わっただけでまったくハマらないというのは、”チームとしての問題”と考えざるを得ず、”戦術が選手任せなのではないか?”という森保監督への疑問も解消されませんでした。
しかし、”事前合宿”はもう終わってしまったのです。
森保ジャパンは、我々の知る森保ジャパンのままカタールに乗り込みます。

メンバー発表は11月1日とのことですが、今大会は26人(いつもは23人)という枠なので、サプライズはないかと思われます。
注目はコンディション不良の”大迫勇也”がどうなるかというところだけでしょう。
明日は私も恒例のW杯メンバー予想をしてみたいと思っています。
ついでに初戦ドイツ戦のスタメン予想も。
今回の遠征を見る限り、チーム内序列がかなり入れ替わったようなので、スタメン予想はなかなか頭を悩ませます。

W杯はこの時期がある意味一番楽しいですよね!
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