fc2ブログ

ドイツ戦を前に一言、「アジアは弱くない」

カタールW杯は開幕試合で開催国カタールがエクアドルに0-2で完敗し、気候適応や国内組中心(カタールは全選手)による長期合宿でのコンディショニングといった優位性に疑問符が付きましたけど、大会2日目にイラン(国内・欧州は半々)がイングランドに2-6でコテンパンにされたことから、今大会は中東勢にはなんの風も吹いていないという印象が強まりました。
それと同時に、世界のサッカーファンやメディアからは「アジアの弱さ」も語られています。
カタールはアジアカップ王者、イランはFIFAランクアジア最上位の20位なので、そういう扱いを受けても仕方ないといっていいでしょう。

また、カタールとイランの結果を受け、当然のように日本のサッカーファンの一部にも動揺が広がりました。
特にイラン×イングランドの2-6です。
我々が23日に戦うドイツもイングランドも優勝候補ですし、日本とイランは長年アジアのツートップを張ってきた同レベルのチームですから、日本もドイツ相手に酷くやられてしまうのではないかという不安が出てきたわけです。
私も正直ちょっと怖くなりました。

しかし、イランの大敗は慣れない5バック(普段は4バック)のドン引き戦術を選択したことと、正GKが前半8分の味方との接触で交代してしまった影響が大きかったはずです。
DF陣もスタメン級が2人外れていました。理由は不明です。
イランは序盤からプレスをかける位置が定まらず、前線と中盤が分離していたため、イングランドはビルドアップが容易になり、押し込みまくりの攻めっぱなしという状態になりました。
そしてイランはGK含めて最終ラインが不安定だったため、ボックス内にいくら人数がいても無力だったというわけです。
また、現在、イラン国内では反政府デモが広がり、政府がそれを弾圧するなか、この試合でもイラン代表は”国歌を歌わない”という意思表示を行っていたように、国民が一丸となれない政情もチームに影響したのかもしれません。

まあ、そういうエクスキューズでごまかしても、イランの大敗はやはりアジア勢にとっては大きなショックだったわけですが、大会3日目にそれを振り払ってくれたのがサウジアラビアでした。
なんと優勝候補のアルゼンチン相手に2-1の逆転勝利!
得意のハイライン・ハイプレスがはまっただけではなく(オフサイドも何本も取りました)、全員で身体を張った守備とGKの大当たりでアルゼンチンの攻撃を封じ、攻めでは後半たち上がりの縦パス一本から17番シェヘリの素晴らしいゴール、その数分後にはこぼれ球を拾った10番ドサリが巧みなフェイントからの豪快なミドル!
ドサリのシュートは今大会のナンバー1ゴール候補でしょうし、サウジアラビアにとっては国家的かつ歴史的ゴールでしょう。

今大会のアルゼンチンはFIFAランク3位で現在国際試合36戦無敗という記録を引っ提げた優勝候補であり、サッカー史に残る名手であるメッシの最後のW杯としても注目されており、それをランク51位で賭け屋のオッズでも最低クラスのサウジが撃破したのですから、これは地球規模のサプライズでした。W杯史上最大級の番狂わせです。
もちろんこれを受けて世界中のSNSとマスメディアはサウジアラビアに独占されることになったようです。

そんなサウジですが、選手の全員が国内組で、大会前には長期合宿も張っていましたから、これはカタールとまったく同じ条件です。
大きく違うのは開催国のカタールが予選免除で真剣勝負から遠ざかっていたこと。
サウジは最終予選で我々日本と同じB組で鎬を削った間柄です。
サウジが勝ち点23で首位通過、日本は22で2位通過、直接対決では1勝1敗でしたが、本当に激しい戦いでした。
両国ともそこで大いに成長できたはずです。

そうしてライバルだったサウジが劇的な勝利を収めたことで、日本のサッカーファンが勇気をもらったのはいうまでもありません。
同じアジアB組の我々もドイツを粉砕してやろうではありませんか。
明日23日の一戦を前に記者会見に現れた森保一監督も「26人全員が戦える状態にある」と明言していましたし、ベストメンバーが組めればなんの不安もありません。

私の予想は2-0で日本の勝ち。
ゴールは鎌田大地と伊東純也。

頼んだぞ、日本男児たち!
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト



プロフィール

かつしき

Author:かつしき
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード