りくりゅうペアが世界一!
この2022-23シーズンの”りくりゅう”三浦璃来&木原龍一は、ここまでGPS2連勝でファイナルを初制覇、全日本はロストバゲージによる不運な欠場だったものの、四大陸も初制覇という全勝街道まっしぐらでした。
しかし璃来さんが夏に負った肩の怪我など、2人ともフィジカルコンディションは決して万全ではなく、演技もどこかアクセルを全開で踏み込めないようなところがあったといっていいでしょう。
それがこの3月22日の世界フィギュア2023のSPではついに全開でしたね。テレビで観ていても馬力とオーラを感じました。
思いきりのいい滑りに2人の美しいスケートと奇跡のユニゾンがさらに際立ち、ぐいぐい引き込まれるような『You’ll Never Walk Alone』は演技内容も技術もパーフェクトに近いものがあったんじゃないでしょうか。
さいたまアリーナのお客さんも総立ちでしたね。
スコアもPBを更新する80.72(PCS36.06)!よっしゃああ!
ライバルで昨季のチャンピオンでもあるクニエリム&フレイジャー(アメリカ)はジャンプの転倒があって74.64(PCS34.58)に留まりましたから、私はここでりくりゅうの戴冠を確信しました。
捕らぬ狸といわれようが、気持ちはもう前のめりでした。
そういう日本のファンも多かったと思いますし、期待をするなという方が難しかったと思います。
ところが、今日23日のFSはそういう状況がりくりゅうの重圧になったのか、最終滑走でリンクインした2人の表情は明らかに硬いものがありました。
直前に演技したアレクサ&フレイジャーが根性の演技でトータル217.48まで伸ばしていたのも不気味だったかもしれません。
逃げ切るために必要なFSのスコアは約137点で、りくりゅうの今季のベストが138.63ですから、痺れる展開です。
観客もそれがわかっていたでしょうし、会場全体が息を呑んでいるような雰囲気だったんじゃないでしょうか
それがりくりゅうをさらに硬くしそう…。
ただ、2人の状態のよさは本物で、曲が始まるとサイドバイサイドの3Tと3T+2T+2Aを綺麗に決める好スタート。
これで2人の表情も少しほころんだように見えました。
ところが中盤の3S予定のところで璃来さんが2Sになってしまう悔しいミス。
次のスピンのコンビネーションもちょっとおかしくなってしまい、重い雰囲気。
それでもしっとりコレオでリズムを整え、その流れからのスロー3Lzはバッチリ成功!
これで会場も沸きましたし、その声援も力になる!とばかりに、りくりゅうの滑同調性も高まってきて、リフトもスムースに仕上げ、龍一くんもよっしゃあという表情。
これでビクトリーロードに乗った!
次の抱え込みからのスロー3Loが決まれば、そのまま行ける!
そして着氷した…かに見えたそのとき璃来さんのエッジが引っかかったようになってまさかの転倒。
テレビの音声では会場の悲鳴も聞こえました。
ここのジャンプはちょっと慎重になりすぎたかもしれませんが、おそらくまだ大丈夫。
デススパイラルとリフトをある程度まとめれば大丈夫、なはず。
会場も視聴者もそんなふうに祈っていたであろうなか、デススパイラルは若干短めになり、最後のリフトも力を振り絞った感じになりましたけど2人はよくやりました。優勝候補筆頭で地元開催という重圧のなか、2日間よく戦い抜いたと思います。
演技後の璃来さんは「自分のせいで負けた…」というがっかりした顔をしていましたけど、龍一くんとがブルーノ・マルコットコーチがそれをしっかり慰めていたように、私たちファンも璃来さんには拍手しかありません。
そして運命のキス&クライ。
りくりゅうの2人が不安いっぱいで見守るモニターで表示されたスコアはFS141.44(PCS72.19)、トータル222.16!
龍一くんは大喜び、璃来さんはよくわかっていない様子でしたけど、優勝です!
なんとか逃げ切りました!やったああ!
おめでとう初優勝!りくりゅうが世界一だ!しかも年間グランドスラムのおまけつき!
2人は本当に凄いことをしました。
ペアスケートの美しさと楽しさを体現するだけではなく、最高の結果をももぎ取ったのです!
私もそこそこ長くフィギュアスケートを応援してきましたけど、日本のペアが世界選手権を制するなんて夢のようです。
りくりゅうには心からの敬意を、この2人を回り逢わせてくれたフィギュアの神様には心からの感謝を捧げたいと思います。
りくりゅう最高!

しかし璃来さんが夏に負った肩の怪我など、2人ともフィジカルコンディションは決して万全ではなく、演技もどこかアクセルを全開で踏み込めないようなところがあったといっていいでしょう。
それがこの3月22日の世界フィギュア2023のSPではついに全開でしたね。テレビで観ていても馬力とオーラを感じました。
思いきりのいい滑りに2人の美しいスケートと奇跡のユニゾンがさらに際立ち、ぐいぐい引き込まれるような『You’ll Never Walk Alone』は演技内容も技術もパーフェクトに近いものがあったんじゃないでしょうか。
さいたまアリーナのお客さんも総立ちでしたね。
スコアもPBを更新する80.72(PCS36.06)!よっしゃああ!
ライバルで昨季のチャンピオンでもあるクニエリム&フレイジャー(アメリカ)はジャンプの転倒があって74.64(PCS34.58)に留まりましたから、私はここでりくりゅうの戴冠を確信しました。
捕らぬ狸といわれようが、気持ちはもう前のめりでした。
そういう日本のファンも多かったと思いますし、期待をするなという方が難しかったと思います。
ところが、今日23日のFSはそういう状況がりくりゅうの重圧になったのか、最終滑走でリンクインした2人の表情は明らかに硬いものがありました。
直前に演技したアレクサ&フレイジャーが根性の演技でトータル217.48まで伸ばしていたのも不気味だったかもしれません。
逃げ切るために必要なFSのスコアは約137点で、りくりゅうの今季のベストが138.63ですから、痺れる展開です。
観客もそれがわかっていたでしょうし、会場全体が息を呑んでいるような雰囲気だったんじゃないでしょうか
それがりくりゅうをさらに硬くしそう…。
ただ、2人の状態のよさは本物で、曲が始まるとサイドバイサイドの3Tと3T+2T+2Aを綺麗に決める好スタート。
これで2人の表情も少しほころんだように見えました。
ところが中盤の3S予定のところで璃来さんが2Sになってしまう悔しいミス。
次のスピンのコンビネーションもちょっとおかしくなってしまい、重い雰囲気。
それでもしっとりコレオでリズムを整え、その流れからのスロー3Lzはバッチリ成功!
これで会場も沸きましたし、その声援も力になる!とばかりに、りくりゅうの滑同調性も高まってきて、リフトもスムースに仕上げ、龍一くんもよっしゃあという表情。
これでビクトリーロードに乗った!
次の抱え込みからのスロー3Loが決まれば、そのまま行ける!
そして着氷した…かに見えたそのとき璃来さんのエッジが引っかかったようになってまさかの転倒。
テレビの音声では会場の悲鳴も聞こえました。
ここのジャンプはちょっと慎重になりすぎたかもしれませんが、おそらくまだ大丈夫。
デススパイラルとリフトをある程度まとめれば大丈夫、なはず。
会場も視聴者もそんなふうに祈っていたであろうなか、デススパイラルは若干短めになり、最後のリフトも力を振り絞った感じになりましたけど2人はよくやりました。優勝候補筆頭で地元開催という重圧のなか、2日間よく戦い抜いたと思います。
演技後の璃来さんは「自分のせいで負けた…」というがっかりした顔をしていましたけど、龍一くんとがブルーノ・マルコットコーチがそれをしっかり慰めていたように、私たちファンも璃来さんには拍手しかありません。
そして運命のキス&クライ。
りくりゅうの2人が不安いっぱいで見守るモニターで表示されたスコアはFS141.44(PCS72.19)、トータル222.16!
龍一くんは大喜び、璃来さんはよくわかっていない様子でしたけど、優勝です!
なんとか逃げ切りました!やったああ!
おめでとう初優勝!りくりゅうが世界一だ!しかも年間グランドスラムのおまけつき!
2人は本当に凄いことをしました。
ペアスケートの美しさと楽しさを体現するだけではなく、最高の結果をももぎ取ったのです!
私もそこそこ長くフィギュアスケートを応援してきましたけど、日本のペアが世界選手権を制するなんて夢のようです。
りくりゅうには心からの敬意を、この2人を回り逢わせてくれたフィギュアの神様には心からの感謝を捧げたいと思います。
りくりゅう最高!


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