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伊東純也はフェアに扱われるべき

リーグアン第22節、スタッド・ランスの伊東純也はRCランスとのホームゲームで1アシスト・1アシスト未遂の活躍に加え、激しいフォアチェックで相手を大いに苛立たせるなど、1-1の引き分けに大いに貢献していました。
例の不同意性交疑惑で2024アジアカップから事実上の追放処分という憂き目にあい、一時コンディションが落ちたようでしたけど、もうすっかり戻ってきたようです。
スタッド・ランスは”推定無罪の原則”に基づき、伊東と連帯しながらサポートすることを明言していたように、伊東にはとても居心地のいいクラブなのでしょう。
日本サッカー協会がスポンサーのクレディセゾンやテレビ朝日への配慮から、なんの原則もなく伊東を排除したのとは大違いです。
本人が疑惑を否定し、現行犯逮捕されたわけでも確たる証拠が示されたわけでもないというのに代表選手を罪人扱いするような組織に「サッカーファミリー」という言葉を使って欲しくありませんよね。

そんな伊東純也ですが、虚偽告訴で女性側を逆告訴したのに続き、2月19日には「女性側の虚偽の告訴によって社会的に抹殺され、選手生命も終わってしまいかねない」(担当弁護士)として損害賠償2億円を求める民事裁判を起こしました。
金額からも担当弁護士の態度からも”自分にはまったく非がない”という全面対決の姿勢というわけですし、女性側が正しいのだとしたならば、ば裁判での伊東側の心象はかなり悪くなりますから、純也にはそれなりの勝算があるのでしょう。
それを感じたのかクレディセゾンは”伊東純也のグッズが当たるキャンペーン”を復活させているので、伊東側からスポンサー側にもなにかしらの説明をしているのかもしれません。

刑事裁判は4月にも開かれると見られていて、私も一サッカーファンとして伊東純也の負けられない戦いを応援したい気持ちはありますが、性犯罪というナイーブな案件ですから、どちらのサイドにも立たないつもりでいます。
公平性こそが法の精神でありスポーツマンシップでもありますからね。

などと私は考えていたのですが、法の専門家である弁護士のなかには紀藤正樹氏のように「伊東純也側の提訴は典型的なスラップ類型の訴訟であり、市民活動を萎縮させる懸念があります」といって伊東純也の対決姿勢に否定的な意見を述べているひともいるのですから、私は少々困惑してしまいました。
”著名人は殴られ続けろ”という考えなのでしょうか?
そもそもスラップ訴訟は権力者や巨大組織が市民からの批判や反対運動を受けた際、それを妨害するために巨額の損害賠償の訴訟などを起こし、市民側のお金と時間を奪って干上がらせる戦略のことです。
それに対し、今回の伊東純也の場合は相手から不同意性交で告訴されたのを甘受せず、自分はやっていないといって受けて立ったにすぎません。
民事の賠償2億円も伊東がこの2月に被った実害からすれば法外というわけではないはずです。
一生のうちに数回しか出場できないアジアカップから退場させられたばかりか、プロ選手としてのブランドイメージも大いに傷つけられたわけですからね。

またそのスラップ訴訟批判に関し、紀藤正樹氏が矛盾しているのは、彼は伊東純也か逆告訴した2月上旬には「逆目に出るとかえって不利にもなりかねず、リスクもある」とテレビのワイドショーで解説していることです。
これはつまり、かりに刑事裁判で不同意性交が立証されれば、伊東は反省もせず逆告訴までしているということで実刑を食らう可能性もあるという意味ですが、一般的なスラップ訴訟というのは負けてもダメージが小さいからこそ起こすものなのですから、伊東のそれがスラップならばまさに本末転倒です。
紀藤氏の「かえって不利になる」という解説はスラップの否定に他ならないはずなのに、民事の2億円を見たら急に騒ぎ出すのですから、ちょっと理解に苦しみます。

我々社会の側が忘れてならないのは、伊東純也はスター選手ではあるものの、一市民の枠を超えた大金持ちでも権力者でもないことです。
彼の人権も女性たちのそれと同等に扱うべきなのです。
これから行われる両者の試合も公平な態度で見守りましょう。
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